ギュントナーの研究開発

お客様に対しての取り組みは、製品開発段階から始まります。そのため、ギュントナー グループが重視しているのは、研究開発活動のために強力なチームを築くことです。世界中にいる約80名の研究開発スタッフが密に連携しています。アジア太平洋地域向け製品シリーズの提供を担当しているのは、インドネシアの研究開発チームです。

開発プロセス

新規開発は、明確に定義された製品開発ワークフローに基づいて行われています。どのような開発も、まずは予備研究から始まり、市場の要求と技術的な実用性に関する基本的な課題が検討され、新たな解決方法が生み出されています。


熱力学的設計
通常の場合、開発プロジェクトは熱力学モデルの準備から始まります。この設計研究にあたって、ギュントナーは最新のソフトウェアツール、さらには独自に開発した特別なソフトウェアを使用しています。

設計
新製品モデルシリーズの基礎となる熱力学的特長が確立されると、すぐに最初の設計図が準備されます。設計開発段階では、実用性も試験され、すべての可能性が価値分析に基づいて比較・検討されます。

試作品
最先端のコンピュータプログラムには様々な利点があることは明らかですが、それでも実試験に勝るものはありません。設計段階の間に最初の試作品を作り、試験を実施します。実際に生産されるのは、この総合実験で性能が証明された装置だけです。

試作品の評価
新しい製品設計はすべて試験設備で検証され、実際の技術的性質と機能が見極められます。この過程は、最新の測定室と測定器を備えた社内の試験部門で実施されます。Eurovent認証を取得している企業として、仕様の性能値は実際に到達可能であり、目標音圧レベルは達成されたものであることを保証します。

シリーズ生産
技術的な試験がすべて終わり、望ましい結果が得られて初めて、設計チームは最終設計図と回路図を準備し始めます。新製品はそれぞれ個別設計図、特に詳細な断面図が必要です。こうした設計図はデータ管理システムによって、世界中で入手可能となり、どこの施設でもその製品が生産できるようになります。

試験部門

Güntner AG & Co. KGには独自の調査試験部門があります。この部門はギュントナーにとって不可欠です。実際の性能を測定しなければ、フィン熱交換器の重要な性質(伝熱性能、圧力損失、騒音レベルなど)に関する、信頼性の高い報告書をつくることはできないからです。そのようなテストを実施しないと、製品の性質に対して限られた知識しか得ることができず、不正確な情報を提供する可能性があります。独自の試験施設を持つことで、私たちは大規模かつ長期にわたる調査プロジェクトや、特定の技術的問題を解決するための短期間の実験のどちらも自社で調査することができます。


どの試験も関連した技術部門との協力の下に行われます。自社で試験部門を持つ最大のメリットは、新たに獲得した知識をすぐ採用し、その知識をさらに発展させ、開発作業にただちに適用することで即座に製品改良を行うことができる点です。調査試験部門の高度な技術能力によって、汎用性のある試験や用途別の調査、そして特殊要件に対する実用性試験の両方を実施することができます。

そのすべての過程から、試験結果を技術的に実装するのに必要な信頼性の高い基盤を
生み出し続けることができます。私たちはこのような部門を設けることによって、製品の性能と機能を改善し続け、お客様に最大限ご満足いただけるよう取り組んでいます。

性能試験、材料組み合わせ試験、特別プロジェクト
重要な作業の一つに、様々な液体と共に使用する蒸発器、凝縮器、熱交換器の性能試験を実施することがあります。幅広い性能を試験できるように、大きさと能力の異なる測定室を使用します。測定設備と正確さは業界基準のEN 327、EN 328、DIN 1048に完全に対応しています。 特別な試験施設もあり、蒸発器の冷却性能を実際の状況と限界動作条件下で調査できます。さらに、異なるユニットモデルに対する様々な材料の組み合わせを詳細に試験します。 そのほか、伝熱技術に関するすべての部門から特別な調査依頼を受けて、試験施設で試験します。つまり、私たちは非常に特殊な用途に対してもソリューションを見つけることができるのです。